夫が子育てに協力してくれないという悩みをもっている方もとても多いです。
パパ側の言い分は、仕事が忙しいから、体力的にきついから...
ただ、世の中には仕事が忙しくても体力的にきつくても、協力的なパパもいるわけです。
育児に協力的なパパとそうでないパパ、その違いはどんなところにあるのでしょうか。
私が注目していることの1つは「パパの育児疎外感」です。
育児疎外感とは「どうせ自分がいなくても、子どもはママがいればいいし...」といったものです。
実はわが家でも子どもがまだ小さい頃、夫が育児疎外感を感じていたことがありました。
今でこそパパっ子の長男ですが、2歳頃までは寝るときになぜかパパを嫌がっていたんです。
「こんなにかわいがっているのに...」と、夫はかなりショックを受けていましたし「こんなこと言われるなら、僕は早く帰ってこなくてもいいね」とムッとしていました。
パパの気持ち、わかりますよね...
私は内心焦りながらも「この時期はどの子もみんなそうみたいだよ」と、けっしてパパが嫌なわけではないことを毎日伝えていました。
そして、お子さんにそんな態度がみられた時にママにおすすめしたいのは、”パパと子どもとのつながりを深める”サポートをすることです。
具体的には
・子どもがパパを尊敬できるように、子どもの前でパパのことをたくさんほめる。
・パパが得意なことはすべてパパにまかせる。
(愛するわが子に頼られたら、ほとんどのパパは悪い気がしません)
そうしていると、しだいに子どもはパパに心をゆるし、パパがだいすきになっていくと思います。
(パパの育児疎外感もみられなくなると思います)
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がんばり屋のママほど、一人ですべての育児を引き受けています。
それが残念なことに、パパを家庭(子育て)から遠ざけることにつながっていくこともあります。
どうやったら、夫婦ふたりで協力していけるのか。
あきらめる前に、ママができることから始めてみませんか。

