よい母親とは!? 著名な小児科医の言葉

こんにちは。臨床心理士のいまいです。

 

今日は子育てのことを書きます。

 

「今日もたくさん怒ってしまった」

「子どもを傷つけてしまった」

「我慢ばかりさせてしまった」

「自分ってダメな母親だな」

 

そんな風に感じているママは

とても多いです。

 

 

では、どんな母親が

「よい母親」なのでしょうか?

 

イギリスの著名な小児科医である

ウィニコットは「よい母親」とは

「ほどよい母親」だといっています。

 

 

ほどよい母親とは

「適度な子どもの世話を行い

ほどよい環境として存在する母親」

だそうです。

 

 

ウィニコットは

子どもに関心を示さない親だけでなく

過度に子どもに関心を示す母親も

よい母親だと考えていません。

 

 

 

私は「よい母親」とは

子どもの力を信じる(見守る)母親

だと思っています。

 

 

子どもが「自分っていいな」と

思えるような関わりができる

そんな母親です。

 

 

またウィニコットがいうように

子どもにとって「ほどよい環境」として

存在することも大切だと思います。

 

そのためには

親の心が十分に満たされている

必要があると感じています。

 

 

多くの場合

親が思うよい母親と子どもが思う

よい母親にはズレがあります。

 

 

たとえば

「家事は完璧だけど

いつもイライラしている母親」と

「家事はほどほどだけど

イライラしていない母親」

だとしたら

子どもは後者のイライラしていない

母親を好むのではないでしょうか。

 

 

お母さんがお子さんのためを思って

一生懸命やっていることが

お子さんの負担になっていることも

あります。

 

みなさんはどんな母親を

よい母親だと思いますか?

公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ

早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。

女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。



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心の専門家である女性の公認心理師・臨床心理士(カウンセラー歴16年)がすべてのセッションを担当しています。

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「行動が続く仕組み」や「子どもの行動を3つのわける」など、お子さんの行動について整理しました。

 

少しでも子育てに悩む方のヒントになったら嬉しいです! 

 



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