
SNSが普及して
前よりも他の人の子育ての様子がわかるようになりました。
たとえば
子どもの勉強をみるか、みないか
子どもを朝起こすか、起こさないか
子どもの忘れ物を届けるか、届けないか
あげればきりがないのですが…
要は、子どもにどこまで
手をかけるかかけないかの話。
セッションでも
よく聞かれるんですが
どちらが正解というものではない
というのが正直なところです。
それよりも
目の前のお子さんが
どっちなら成長できるか
を考えることが大事だと
わたしは思っています。
*
私の子ども時代の例がわかりやすいのですが
私の母はさっきの例でいうと後者。
学校のことに関して
「自分のことは自分で」
というタイプでした。
「宿題をやりなさい」
「勉強をしなさい」
「明日の準備をしなさい」
など言われた記憶がありません。
あなたがやりたいならやったら
というスタンス。
それでも
私以外の3人の兄弟はなぜか超優秀。
家でほとんど勉強していないのに…(゚∀゚)
一方のわたしは
これまで何度も話してきましたが
そうじゃなかった( ; ; )
わたしの兄弟のように
授業だけでは理解できず
今思えば予習や復習が
かなり必要な子でした。
最近判明して驚いたのが
通知表に忘れ物が多いって書かれていた!!!...(゚∀゚)
母を責めるわけではないけど
あの頃の子どものわたしは
自分の力でなんとかできるとは思えなかった。
正確にいうと
そう思える力がまだ育っていなかった。
母のスタイル。
私以外の兄弟にはあっていたけど
私にはあってなかった。
もし、あの時
母のやり方ではなく
「私にあったスタイル」
で関わってくれていたら...
子どもの頃のわたしの
勉強(学校)への態度は
絶対に違ったと思います。
*
結果論でいうと
今のわたしはその経験にとても感謝しています。
すぐに理解できない子の気持ちが
不器用な子の気持ちが
すごくよくわかるから。
そして、人それぞれ
合うやり方が違うことががわかるから。
でも、そう気づける人って
どのくらいいるでしょう。
だから、声を大にして言いたい。
お母さんのできる範囲でいいから
お母さんのスタイルを
優先するのではなく
目の前のお子さんが
どっちなら成長できるか
をまずは考えてあげてほしい。
放っておいても伸びる
失敗すればわかる
確かにそういう子もいるけど
今の社会をみていると
そうじゃない子も多い気がします。
※念のため補足しておくと
逆パターン(関わりすぎ)もあります。
お子さんがやる気を失っていたら
お子さんが自信を失っていたら
「何かが違うよ」
というサインだと
わたしは思っています。
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