
◯ママ特有の睡眠。ママのイライラの原因なのか?
こんにちは。名古屋の臨床心理士いまいです。
今日は、子育てのことを書きます。
===
一般的には
子どもがうまれると
ママの睡眠時間は
少なくなるといわれています。
ある研究では
生後1年までの赤ちゃんを
育てる人の睡眠時間は
「最大で700時間減る」
と言われています。
また、ママの睡眠の問題は
これだけではありません。
ママの睡眠には
「子どもにいつ起こされるかわからないこと」
という特徴があります。
ある研究によると、
いつ起こされるかわからない場合には
つねに目覚めのストレスホルモンが
準備されているため
体がやすまらないそうです。
たくさん寝たのに疲れがとれない
なんてことはありませんか。
また、日によって睡眠時間がバラバラだと
イライラしやすいこともわかっています。
(注:こちらは子どもを対象とした研究ですが...)
・
「睡眠時間が少なくなる」
「いつ起こされるかわからない眠り」
「睡眠時間がバラバラになりやすい」
このように
ママの睡眠は理想とは
ほど遠い状態にあります。
十分でない睡眠は
「イライラ」だけでなく
「落ち着き」や「判断力」も
奪うこともわかっています。
だからこそ、睡眠をしっかりとることは大事なのです。
・
休むこと(寝ること)= 悪いこと
休むこと(寝ること)= もったいない
こんな風に
休むことに後ろめたさを
感じているママはたくさんいます。
でも、休むのも
ママの大切な仕事だと私は思っています。
どんなにお子さんを愛していても
疲れていたらイライラしやすくなるからです。
私も子どもが小さいときは
自分のからだをできるだけ優先させていました。
眠いときは
子どもと一緒に昼寝をしました。
疲れているときは無理しなかったので
部屋が片づいていないことも多かったですし
夫にご飯を買ってきて
もらうこともたくさんありました。
そのことで
夫から文句をいわれたことは
ありませんでした。
夫が私の疲れを理解してくれたことは
私にとって何よりもありがたかったです。
(気がねなく休むことができたので...)
もしだんなさんがあなたの疲れをわかってくれないようなら、このようなママ特有の睡眠のことをぜひ伝えてみてくださいね。
・
私の経験からも子どもたちが
一晩中寝てくれるようになってから
だいぶ楽になりました。
今、しんどい思いをなさっている方
くれぐれも無理をなさらないでくださいね。
関連記事

