
私が特に大切にしているのは、子どもの「自分っていいな」という気持ちを育てることです。
子どもが自分っていいなと思える心を育てることが、親が子どもに与えられる最大のプレゼントだと思っています。
なぜそう思うかというと、いくら今勉強ができても、いくら今スポーツができても「自分っていいな」という気持ちが育っていなければ、壁にぶつかったときに簡単に心が折れてしまうからです。
これは私自身が25歳から早稲田大学に再入学して感じたことでもありますし、15年のカウンセラー経験から気づいたことでもあります。
それでは「子どもが自分っていいな」と思えるにはどうしたらいいのでしょうか。
私は、子どもに「あなたはあなたのままでいいんだよ」というメッセージを送り続けることが大切だと思っています。
学力や身体能力など目にみえるものに対して、私たち親はついつい他の子とくらべて一喜一憂してしまいます。
そして、誰ともくらべられないその子だけがもっている「唯一無二の魅力」を忘れてしまっていることがあります。
だからこそ、カウンセリングやペアレントトレーニングでは、お子さんの本当の魅力に気づくお手伝いをさせていただいています。

公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ
短大卒業後、社会人経験を経て臨床心理士を目指し、早稲田大学に再入学。大学では認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行ってきた。2015年、公認心理師・臨床心理士の専門性を生かしたカウンセリングを行うBlossomeを開業。