子どもが「注射嫌い」にならないために「親」ができること

 

こんにちは。臨床心理士いまいです

 

今日は育児のことについて書きます。

 

私が育児の中で驚いたことの1つ。

それは予防接種の多さです。

 

毎週のように通った時期もありました。

 

 

ところで、みなさんは

お子さんが注射を打つ時

どんなお気持ちですか?

 

 

私は注射が苦手なため

どうしても

「痛そうだな」

「かわいそうだな」

と思ってしまいます。

 

 

でも、態度には表しません。

いつもと変わらぬ様子を心がけています。

 

 

「ママも小さい頃やったよ」

「大丈夫だよ」

とやさしく声をかけています。

 

 

 

なぜそうするのかというと

痛みは心の影響を強く受けるからです。

 

 

これまでの研究から

 

恐れや不安があると痛みが強まること

注意が向けば向くほど痛みが強まること

 

がわかっています。

 

 

お母さんが

心配そうな顔や態度を示すと

子どもの不安は高まります。

 

 

不安が高まると

痛みも感じやすくなるんです。

 

 

なので、いつもと変わらぬ様子を

心がけることがとても大事なのです。

 

 

 

 

また、注射のことで

もう1つ気をつけたいことがあります。

 

 

それは、注射をうち終わった後は

「よい気分で終わること」です。

 

 

打つ時に少し泣いたとしても

大泣きしても

「がんばったねー、かっこいいなー」

など子どものがんばりをたくさん認めること。

 

 

そうすると、お子さんは

「自分は注射を乗り越えられた!」

という自信をもつことができます。

 

 

泣いてしまったからといって

「弱虫」「他の子は泣いていないよ」

などときびしく声をかけても

注射が苦手になるだけです。

 

 

ちなみに

わが家がお世話になっている小児科では

注射の後お菓子がもらえる

サービスがありました。

 

 

これも注射を打った後に

よい気持ちで終われるので

子どもの気持ちによりそっていて

いいなと思います。

 

 

こういうシステムがない場合は

お母さんがご褒美を用意しておくのも

よいかなと思います。

 

 

もちろん個人差はありますが

よかったら参考にしてみてくださいね。

公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ

早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。

女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。



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