その時、わかったのは
- 夕食の時、夫婦で会話をしているのは4分の1
- 沈黙、あるいは妻だけが会話していることが多い
ということでした。
結婚する前はたくさん話していたのに、年々話さなくなっている。
一言、二言、必要なことだけ話している。
そんな夫婦はめずらしくありません。
では、どうして夫婦の会話は少なくなってしまうのでしょうか。
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まずは、生物学的な違いです。
ある研究では男女では「1日の会話の量」が異なることがわかっています。
その研究によると
- 男性は平均7千語
- 女性は平均2万語
あくまで一般的な傾向ですが、男性と女性では3倍ほどのひらきがあります。
男性の場合はこの7000語を仕事でほとんど使ってしまうことから、家庭で無口なのでは?といわれています。
私自身も、仕事でたくさん話した日とそうでない日では、家庭で話す量が変わっています。
みなさんはどうですか。
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夫婦の会話量が少ないと
「私にはもう興味がないんだな」
「なにも話してくれないんだな」
「何かおこっているのかな」
などと考えてしまいがちです。
でも、もしかしたら単純に1日の話す量を超えてしまっているだけかもしれません。
「私にはもう興味がないんだな」
「なにも話してくれないんだな」
「何か怒っているのかな」
そんな考えがきっかけになり、本当に会話がなくなってしまう夫婦は多いです。
お互い愛しあっているのに、すれ違いが起こっています。
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大切なのは、自分で勝手な意味づけをしないこと。
「本当に相手はそう思っているのか」を冷静にふりかえることです。
そうするだけでも、夫婦の関係はかわっていきます。

