子どもを叱る時:「毒」になる言葉を使わない

こんにちは。臨床心理士のいまいです。

 

今日は子育てのことを書きます。

お子さんを叱る時

意識していることはありますか?

 

 

今日はお子さんの自信を奪わない

叱り方をご紹介します。

 

 

ポイントは

「その子の存在」と

「その子の行動」を

わけて考えることです。

 

 

たとえば

 

よくない例

「○○するなんて悪い子だね」

 

よい例

「○○(行動)したらいけないよ」

 

 

『悪い子』など存在を否定されると

お子さんは自信がもてなくなってしまいます。

 

 

子どもが自信をなくすような声かけは

百害あって一利なしだと思います。

 

 

自信がなければ、いくら才能があっても

その才能を十分に発揮することは

難しいと思うからです。

 

 

ですので

存在を否定する言葉ではなく

行動に注目して言葉をかけましょう。

 

 

 

アメリカでも

「あなたのことは大好きだよ

でも、あなたの『行動』はいけないよ」

という言葉をよく使うそうです。

 

 

これなら存在を否定されたわけでは

ないので、自信をなくさずに

いられますよね。

 

 

 

私たち親が子どもにかける言葉は

子どもの心の「栄養」にも

「毒」にもなります。

 

 

それなのに、心の栄養については

体の栄養ほど重要視されていません。

 

 

心と体には深いつながりがあります。

 

 

 

心が健康でないとからだの調子を

くずしやすくなります。

 

 

特に子どもの場合は

心の調子がからだに影響しやすいと

いわれています。

 

 

ぜひお子さんの体の健康だけでなく

心の健康にも目を向けていきましょう。

 

 

そのためにできることは

日頃からお子さんに心の栄養になる

言葉をかけることです。

 

 

この記事を書いていて

私もあらためて気をつけたいと思いました。

 

公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ

早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。



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