「結婚したい!」
夫と付きあってすぐにそう思いました。
まだお互い大学1年生だったので
実際は無理ですが、
猪突猛進なわたしは
すぐにでも「できる」と
カンチガイしました。
(※わたしは25歳で大学に再入学しています)
私は思ったらすぐにやりたい人。
でも、夫は冷静な人。
当然、山はなかなか動かず(笑)
わたしから
何度も何度も何度も何度も
アプローチして
結局、ふたりとも博士課程に
進学した年(出会って7年目)に
結婚できました。
(たぶん、わたしが押さなかったら夫は学生結婚をしていないと思います)
・
あの頃、ずーと夢みていた夫との結婚。
昔のわたしからみたら
今はパラダイスです。
それなのに
今はそれを「あたりまえ」に思い
感謝を忘れてしまう日もあります。
ああ、なんということでしょう...
ここにあげた私の例もそうですが
人はあるものよりもないものに
フォーカスする傾向があります。
今「ある」ものへの感謝を
忘れやすいという特徴を
もっているんですね。
だから、時々でもいいので
過去の自分にとって
今は夢のような毎日が
過ごせていることを振り返り
感謝してみる
そんなことが大切なんです。
セッションでも必要な方には
感謝のワークをとりいれています。
「ある」ものに目を向ける。
忘れそうになりますが
私はとても大切にしています。
公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ
早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。