親子のコミュニケーションに欠かせないもの

こんにちは。臨床心理士のいまいです。

 

職業柄、本をよく読みます。

特に子育て本は、新しい知識を

インプットしたいのでよく読みます。

先日もある本を読むことに。

 

まえがきに

 

「長年の臨床経験や研究から

この方法にたどりついた」

 

というようなことが

書かれてあったので

「どんな方法なんだろう?」

とワクワクしながら読みすすめました。

 

そして

ついに方法の説明に。

 

脳科学も研究されてきたと

強調されていたので

どんな新しい方法が紹介されるんだろう

とさらにワクワク。

 

 

でも、そこに紹介されていたのは

私がいつもオススメしている

「応用行動分析」

の一部でした...(°▽°)

 

 

「長年の臨床経験や研究から

この方法にたどりついた」

というから

オリジナルな方法かと思いきや...

 

とてもベーシックな

応用行動分析だったのです。

ごめんなさい...

この方への批判を

書きたかったのではありません。

 

 

そうではなく

親子のコミュニケーションには

やっぱり「応用行動分析」

の視点が大事だ!

と言いたかったのです。

  

 

もちろん

お子さんの特性によっては

すべての課題が

なくなるわけではありません。

 

 

少なくとも

課題が深刻になることはありません。

 

 

実は、意図せずに

火に油をそそぐような

コミュニケーションをされている

お母さんはすごく多いです。

 

 

たとえば

 

お子さんのイライラに

困っているのに

お子さんのイライラを

さらに強める対応をしていたり

お子さんの不安が高いのに

お子さんの不安をさらに高める対応を

していることがあります。

 

 

・ 

 

子どもの行動は

コミュニケーションを変えるだけでも

ずいぶんと変わってきます。

 

 

応用行動分析を

もっと多くのお母さんに

知ってもらえたらと思っています。

 

 

関連記事|たくさんの育児情報のうちどれを信じる? 

カテゴリ|子育て

公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ

早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。



当サロンは、家族(夫婦・子育て)が専門。

心の専門家である女性の公認心理師・臨床心理士(カウンセラー歴17年)がすべてのセッションを担当しています。問題がエスカレートして取り返しがつかなくなる前に、専門家の客観的な視点から、今のあなたに必要なアプローチを一緒に考えていきましょう。

 

開室時間:不定休(完全予約制)

対面セッションor オンラインセッション

オンラインセッション(Zoom・Skype・Line電話)はお好きな場所から受けることができます。これまで、東京、神奈川、千葉、埼玉、石川、愛知、岐阜、三重、大阪など全国各地からご利用いただいております。

お申し込みいただいた場合、通常は2日以内に当サロンからご連絡を差し上げています。2日以上経っても当サロンからの連絡が届かない場合には、大変お手数ですが「Q&A よくいただくご質問」のページをご参照いただけますと幸いです。

ご連絡をお待ちしております。

 


柏・千葉・全国 公認心理師・臨床心理士が夫婦・子育ての悩みをサポート オンラインセッションならお好きな場所からご利用いただけます

2023年8月7日発売。

雑誌VERY(ヴェリィ)9月号に取材記事が掲載されました!

 

「子育てがうまくいかない…」悩める新人ライターがルポ「ペアレントトレーニング」に行ってみた

 

今回は、子育て中の読者ライターさんに当サロンのペアレントトレーニングをご体験いただきました。

「行動が続く仕組み」や「子どもの行動を3つのわける」など、お子さんの行動について整理しました。

 

少しでも子育てに悩む方のヒントになったら嬉しいです! 

 



(C)2015 Blossome 東京のメンタルヘルスサロン   当サイトの文章・デザイン等の無断コピーは固くお断りしております