「私さえ我慢すれば」と思う時に大切な視点

こんにちは。臨床心理士のいまいです。

 

セッションをしていると

自分のことよりも相手のことを

考えてしまう方は多いなと感じます。

私は大変だけど

相手が喜ぶからやらなきゃ

 

私さえ我慢すればなんとかなる

 

こんな風に。

 

 

これは私の考えですが

このような考え方をしても

心が苦しくないのなら

そのままでいいと思います。

 

 

でも、このような考え方によって

心が苦しいと感じるなら

「その考え方(行動)は違うよ」という

サインだと思います。

 

 

エラそうにいっていますが

私も子育てをしていて

苦しくなる時があります。

 

 

今はかなりよくなりましたが

元々お世話を焼くのがすきなので

子どもが喜ぶと思うと

やってあげたくなっちゃうんですよね。

 

 

でも、疲れている時は

そのことに負担を感じる自分がいます。

 

 

ママ(私)はこんなに

がんばっているのに

どうしてわかってくれないの?

 

ママ(私)だって疲れているんだから

優しくしてよ。

 

私ばっかり

 

 

ついついこんな思考が…

(こうして書き出してみるとわれながら怖い)

 

 

私の場合

こんな声が出てきた時は

心が悲鳴をあげているサイン。

 

 

なので

できるだけ自分優先を心がけます。

 

 

あとは

「私ってよくがんばってるなあ〜」

といつも以上に自分をねぎらいます:笑

 

 

私が大変でも

相手が喜ぶからがんばらなきゃ…

 

私さえ我慢すればなんとかなる…

 

 

このような考え方によって

心が苦しい時は

 

 

やらなくてもいいことまで

自分がやらなければいけないと

思いこんでいないか

 

やらなくちゃと思っていることは

自分が本当に”今”やらなければ

ならないことなのか

 

をふりかえることが

私は大切だと思っています。

 

みなさんはどう思いますか?

 

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公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ

早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。



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