
まずは、私のことから。
私が母親になって
もうすぐ11年になります。
短かったような
長かったような
不思議な感覚です。
でも、私の人生が大きく変わったこと
だけは確かです。
子どもを産む前の私は
好きな時に好きなことをするのが
当たり前だと思っていました。
でも、子どもを産んでからは
子ども中心の生活に一変しました。
子どもに合わせて
起きて寝て遊んで食べて。
悩みや心配も
自分だけの悩みに
子どもの悩みが加わって
これまでも何度も書いていますが
上の子が小さい頃は
今の私からは想像がつかないほどの
超心配性ママでした。
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でも、ある時
このままいったら
私だけでなく
子どもにもよくないと
気づいたんです。
そこからは、これまで学んできた
心理学の知識やスキルを
自分に活用しました。
(大学で発達心理学を教えたり
スクールカウンセラーもしていたので)
初めからそれをやれ〜ですよね:汗
自分のことになると
周りがみえなくなるものです。
今、心から思います。
あの時、自分の考えや行動のクセに
気づき、修正できてよかったなと。
あのまま、あのスタイルのまま
子育てを続けていたら
私も子ども達も
今頃どうなっていただろうと思います。
・
今、この文章を
読んでくださっている方の中には
かつての私のように
毎日ヘトヘトになるまで
がんばっているのに
なんだかうまくいかないなと
感じている方もいらっしゃると思います。
もしそう感じるなら
かつての私のように
自分の考えや行動をふりかえったり
子育ての”知識”や”スキル”を
学んだりする時だと思います。
これまでのカウンセラーとしての経験から
幼少期の関わり方の大切さを感じます。
私が担当している
お子さんが自分っていいなと
思えるような関わり方を
学んでいきます。
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公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ
早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリングを行うBlossomeを開業。女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。